エンタメ動画日記 －映画等の紹介－
動画を中心とした映画、アニメ、漫画の紹介日記。
<< | 2024/04 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 | >>
アニメ ノエイン～もうひとりの君へ～（動画有）
「僕の大切な人を奪いにきたのは、僕だった」
函館に暮らす少女ハルカの前に青く光る雪に包まれた男が現れる。
その男は15年後の世界、からやってきた竜騎兵"カラス"。
カラスはハルカの幼馴染ユウの15年後の姿だった･･･
15年後の世界では超高度な科学力で人類の世界を保とうとする"ラクリマ時空界"と、全時空の消滅を図る"シャングリラ時空界"の絶え間ない戦いが続いていた。この戦いで地上は荒廃し、人々は地下での生活を余儀なくされる。シャングリラの侵攻を止める鍵となる"龍のトルク"の存在を発見したラクリマは、それが存在する15年前の世界にカラスたち竜騎兵を送り込む。
"龍のトルク"としての力を持っていたのは少女ハルカだった･･･
ほのぼのした絵のキャラクターからは想像できないような話が展開される。
挿入されている音楽もハマっているし、戦闘シーンも今までにない表現の仕方で「おっ」と思わせる。
その中でも際立つのが、物語りの設定に"量子力学"を取り入れている点です。
未来から送り込まれる竜騎兵は細胞から量子的に改造されている人間であり、よくありがちな機械的なサイボーグとはかなり違う。また、量子力学的な考え方から生まれる"並行宇宙論"（多世界解釈）なども盛り込まれておりかなり濃い内容です。
少しは物理学や量子力学をかじったので、ある程度はわかりましたが、知らない人が見てこんなの分かるのか！？という場面がいくつかあります。
ただ知らなくても充分楽しめますが。
今までのSFには無い作品となってますので、このジャンルが好きな方にはおすすめです。
by マルコ
映画 レオン（主演 ジャン・レノ ナタリー・ポートマン）動画有
「レオン」1994年 リュック・ベッソン監督
ＴＶでもよく放映されている、よくご存知の映画だと思いますが…
大好きなので、書き込みます。
殺し屋で、孤独な中年男性レオン（ｼﾞｬﾝ･ﾚﾉ）と家族を全員殺された12歳の少女マチルダ（ﾅﾀﾘｰ･ﾎﾟｰﾄﾏﾝ）との奇妙な共同生活を描いた切ない映画です。
字が読めないレオンに字を教えるマチルダと大好きな弟を殺されたマチルダに復讐の手助けをするレオン。
だんだん、不思議な愛情というか情愛のようなものが、生まれてきます。
壮絶なアクションシーンが多く、また衝撃的なラストが切ない映画です。
しかし、それ以外にふとしたところに、本当の切なさが隠れている所が、この映画を私が好きな理由です。
例えば、レオンが殺しの仕事のない日に、ひとり家事に勤しむ姿…
背中で孤独を演じるとは、まさにこのことだな～と感じたものです。
そして、何といっても、吹き抜けのマンションの廊下で、佇むマチルダの姿。
血のつながらない家族の中で居場所がなくて、いつもそこにいる彼女の立ち姿が危うく、でも淋しげで…
（それ以上に、大人になりかけの少女独特の艶っぽさを感じます。誰もがナタリーにドキッとしたのでは。）
壮絶なアクションと年の離れた二人の日常の細やかな表現や危うい関係の両方をバランスよく楽しめる傑作だと思います。
そして、テーマ音楽であるスティングの「Shape Of My Heart」がエンディングで利いています。
by ソレイユ
漫画 ヴィンランド・サガ（作 幸村誠）
デビュー作「プラネテス」で星雲賞を受賞した幸村誠の作品。
１１世紀の北ヨーロッパを舞台にヴァイキングが活躍する様を描いた歴史漫画である。
主人公トルフィン・トールズソンはとある理由により父親の仇であるアシェラッドが率いる傭兵団に属することになる。トルフィンはアシェラッドを１対１の決闘で倒すことにこだわっており、アシェラッドはそれを承知でトルフィンを殺さずに傭兵団に参加させている。また、アシェラッドは戦の褒章の見返りに自分との決闘の機会を幾度となくもうける。
決闘でアシェラッドを倒すことが出来ないトルフィンは、さらに決闘の機会を得るため戦に身を投じ続ける･･･
ヴィンランド・サガでは幸村誠らしい細かい描写がされている。当時のヴァイキングや、北ヨーロッパの人々の生活ぶりがどの様なものだったのかが良くわかる。
戦のシーンも迫力があり、兵法をさりげなく取り入れてあったりと、読んでいて飽きさせない。
幸村誠の漫画をまだ読んだことがない方は必見です！
by マルコ
映画 荒野の七人（出演 ユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン他）動画有
タイトルは「荒野の七人」。
1960年、アメリカ・ＭＧＭ制作。監督はジョン・スタージェス。
出演は、ユル・ブリンナー、イーライ・ウォラック、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ロバート・ヴォーン、ジェームズ・コバーン、ブラッド・デクスター、ホルスト・ブッフホルツ等、キラ星のような豪華メンバー。
この映画は主演のユル・ブリンナーが、黒澤映画「七人の侍」にほれ込んで脚本の翻訳権を買い取って制作した西部劇として有名。又、スピルバーグ・ルーカス・コッポラの大物監督たちは、黒澤映画の活劇にあこがれすら抱いたと聞き及んでいる。
内容は「七人の侍」を翻訳したものだからほとんど同じで、舞台をメキシコに設定し配役及びその役回りも一緒のリメイク映画。しかし、黒澤映画の要素を西部劇に取り込んだ効果で、ある意味で新鮮味が出ている。
メキシコの農民たちは、収穫期になると盗賊カルベラ（イーライ・ウォラック）一味に苦しめられていた。この対策に、ガンマンを雇うことにする。その手助けをリーダーのクリス（ユル・ブリンナー）に任せ、凄腕のガンマン・ヴィン（スティーブ・マックィーン）他を６人集める。村はこぞって歓迎し銃の訓練に励み、カルベラの襲来に備える。そして、盗賊一味との攻防戦に勝利し村は湧き上がる。長老はクリスたちに慰留を申し出るが、彼等はそれを断り去って行く。
そして、「七人の侍」の勘兵衛（志村喬）よろしく、クリスが一言。「勝ったのは俺たちではない、百姓だよ」と…。
※ 「勧善懲悪：かんぜんちょうあく」の爽快さと、ガンマンの「男の美学」を 垣間見させてくれる痛快エンタテイメントな映画。一度ご覧になっては…。
ｂｙ グリーングラス
※集計は月末にリセットされます。
映画鑑賞料金1,800円！！
なぜ日本の映画料金は高いのか？いびつな日本の映画産業について詳しく説明されています。
