映画 タイタニック（監督 ジェームス・キャメロン、主演 レオナルド・ディカプリオ）動画有

１９９７年、３７７３メートルの海底の暗闇にタイタニック号の姿がおぼろげに浮かび上がる。

タイタニック号とは、第一次世界大戦直前の１９１２年４月１０日にイギリスのサウサンプトン港からニューヨークへ向けて処女航海へと旅だった、当時最大の客船であり『夢の豪華客船（the Ship of Dreams）』と呼ばれていた。特等船室には巨大の富を蓄えた貴族や大富豪が陣取り、一方、三等船室にはまだ見ぬ新地アメリカに夢を抱く貧しい移民達までおり、それはまさしく縮小化された社会構造そのままだった。

しかし、タイタニック号は歴史が物語っているように、１９１２年４月１５日午前２時２０分、氷山との接触が原因で完全に北大西洋の藻屑と消えてしまうのだった。

ジャック（レオナルド・ディカプリオ）は画家を目指す貧しい青年。ローズ（ケイト・ウィンスレット）は資産家の婚約者に連れられた上流階級の娘。
交わるはずもない２人が偶然にもこの船に乗り合わせたことから、物語ははじまります。

ローズの婚約者や母親との葛藤に悩みつつも、止めようもない愛を深めていくジャックとローズ・・・

しかし、乗船しているタイタニック号が、氷山と接触。
「沈まない船」と言われていた船体が沈みはじめ・・・

世をはかなんでタイタニックから海へ飛び込もうとする「ローズ」を「君が海へ沈みたいとするなら、僕も一緒に沈んでやるよ」と名セリフを言って救う。この二人の”自分の命と引き換えにしても共に生き、共に去る”という愛がタイタニックの悲劇をより一層、せつなくさせた。

執拗にローズを追う資産家の青年。必死で船内を逃げ回るローズとジャック。

沈没しようとするタイタニックは津波のような水圧を伴って逃げる二人や逃げ後れた人々を襲う。
　　　
極限状態に追い込まれた人間の理性の脆さが、沈没するタイタニック号の中で地獄絵図の様に描かれています。その中で生まれた究極の愛にも涙を誘われてしまいます。

これが実際に起きた悲劇であることを思うと恐ろく、そして切なく・・・悲しい限りです。

史上最大の海難事件で知られる沈没した豪華客船タイタニック号に巨大な謎が秘められていたということから作られた映画です。

by ロードナイト

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