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エンタメ動画日記 -映画等の紹介-

動画を中心とした映画、アニメ、漫画の紹介日記。

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映画 猿の惑星(出演 チャールトン・ヘストン、キム・ハンター)動画有

猿の惑星 

 本日は、映画「猿の惑星」をご紹介。
 数年前、リメイクがあったようであるが、当然ながら第1作目の作品。1968年~73年にかけて、5作シリーズ化された人気SF作品。

 1968年作、アメリカ・20世紀フォックス映画。監督はフランクリン・J・シャフナー。出演はチャールトン・ヘストン(テイラー)、ロディ・マクドゥオール(コーネリアス)、キム・ハンター(ジーラ)他。

 地球を出発して1年半、地球時間で約2千年後に、宇宙船はオリオン座の軌道を周回している惑星の海に不時着。この星は驚くほど地球に似ていた。乗員3名は沈み行く宇宙船から脱出。救命ボートに乗り岩と砂の荒涼たる陸地に上陸し、あてどなく歩き続けるとやがて水が流れるほとりに到着。
 突然銃声がすると共に、馬にまたがった猿の一軍が出現。彼等はなんと逃げ惑う人間を捕獲するのだった。テイラーたちもその中に混じって、生け捕りにされる。連れて行かれた先は、中世のおもむきのある猿の階級社会であった。猿は言語を操り、人間は言語を持たなかった。
 動物学者のジーラは、言語知性を持っているテイラーに興味を示す。しかし、最高首脳であるザイアスは、猿の聖書を絶対視し何故かテイラーを危険視するのであった。査問会において、ジーラと婚約者で考古学者のコーネリアスの「猿の祖先は人間である」とする進化論は、徹底的に批判される。タブーである禁断地区に、ジーラ・コーネリアス・テイラーはその証拠を探しに行く。ザイアスも軍隊を引き連れて後を追う。そして、その禁断地区において、高度に進化した人間の遺跡を発見する。
 そして、衝撃のラスト・シーン。猿たちから解き放たれたテイラーが目の当たりにしたもの。それは、半身を砂から突き出した「自由の女神像」。実は猿の惑星は、2千年後のまさしく地球だった。愕然とするテイラー。

 子供時代に観たショキングな映画。昨晩、TVで深夜放送。当時は、原水爆の脅威が叫ばれていた。惜しくも本年亡くなった、元ハーヴァード大学名誉教授のJ・K・ガルブレイス博士。博士の有名な著書に「不確実性の時代」がある。その最後に、「きわめて多くのことが不確実な時代にあって、一つだけ確実なことがあります。それは核の脅威にわれわれが正面から取り組まなければならないということです」(都留重人訳)。

 アメリカン・ニューシネマ期の映画らしく、当時のアメリカ社会・人間社会を痛烈に批判している所と、CGの無い時代に「猿の顔」の特殊メイクをハンドメイドで行ったことが、この映画の見所である。

by グリーングラス

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